こんにちは!MARINOです。
ごめんなさい。
…もちろん、違いますよね!!
おそらく、長期的に資金を増やしていきたいと思っていることでしょう!
多くのトレーダーは長くトレードを可能にするためにFXを行っています。
そんな中、100%という確率は存在しない相場の世界で継続的に資金を増やすためには、負けた金額以上の利益を上げ続けなければならないということであり、つまりは資金を減らさないようなトレードを続けていくほかありません。
そこで、とても重要になってくるのが資金管理です。
目次
FXの資金管理における重要ポイント3選
ポイント1:損益比率を意識する!

損益比率とは1回あたりのトレードにおいて、損切までの幅(pips)と利益確定までの幅(pips)の割合のことです。
例えば、損切幅が40pips、利益幅が80pipsとした場合、損益比率は1:2と表現します。
それは、たとえ損失が出ていたとしても、利益確定した時には大きく値幅を取ることができ、それによって損失を取り戻すことができる可能性があるからです!!
逆に損益比率が悪い場合、利益確定までの値幅が狭いため、1回勝てたとしても損失額よりも少ない利益となってしまい、取り戻すことが難しい状況になってしまいます。。
な、の、で!
儲けの少ない取引はするべきではなく、常に適切な損益比率を満たすトレードをするようにしていくことが重要になるんです。
ポイント2:確率を意識する

当たり前ですが、どんなプロトレーダーでも100%勝てているわけではありません。
基本的にはトレードの勝ち負けは50%:50%。勝つ方の確率を大きくすることで、勝つ確率を高めることができます。
つまり、確率の低いトレードはしないということです。
…はい、そうですよね。
常に勝つ確率の高いトレード、勝てば大きな利益が見込める期待値の高いトレードをすることが重要になってきます。自動売買システムというのはいかにこの確率を長期的な目線で高められるかということに日々注力されてつくられています。
確率の高いトレードを出来る限り行うことによって無駄なトレードを減らすことになり、結果として資金を守り、増やしていけることになるからです。
例えば、上昇トレンド中において確率が高いのは「買い」、確率が低いのは「売り」となります。
トレンドは一本調子で上がらず、押し目を付けながら上昇していきますので、一旦の上昇が止まって短期的に下落すると思ったとしても、この下落の売りは逆張りとなるため狙った値幅を取れる確率が低くなり、同時にリスクリワードも悪くなる確率が高まり、勝てる確率が低くなります。
そのため、逆張りの売りは敢えて見送り、押し目を付けた後の順張りの買いだけを取るということを行えばよいのです。
その他、流動性が下がる日本時間は避けて流動性の上がる欧州時間からアメリカ時間にトレードを行ったり、重要指標の発表の日にはトレードしないという判断をすることも重要です。
ポイント3:ポジションサイズを決める

FXは国内の会社はレバレッジを25倍までかけることができます。
例えば10万円の資金とした場合、250万円分のトレードをすることができます。しかし、ポジションが大きくなると利益額は大きくなりますが、同時に損失額も大きくなってしまいます。それにより、無理なポジションを取ることで、1回のトレードで資金を失ってしまう危険があります。
そのため、適切なポジションをもつことがとても大切です。
なぜなら、ポジションはどのくらいのリスクを持つのかは人それぞれ違うからです。
100万円の資金で5%とするか、3%とするかは考え方によります。
ポジションはアプリなどを使用することで簡単に計算することができます。
資金、リスクレシオ、損切幅を打ち込めば、それに合ったポジションサイズが計算されますので、表示されたポジション以下で取引をすれば損失許容範囲内に収まり、無理なポジションを持つことになりません。
FX資金管理に対するルールや注意点とは?

損切額を決めて、出来る限り移動させないようにしましょう!
ポジションは利益を取るために持ちます。
そのため、誰もが損切をしたくないはずです。。
特にポジションが大きいと損失額も大きくなるため、損切ポイント近くなると損失を出したくないという気持ちが働き、損切ポイントをずらしたくなってしまいます。
しかし、損切ポイントをずらすことはさらに損失額を大きくしてしまう結果にもつながります。
仮にずらしたことで損切にならなかったとしても、次に同じ状況になってしまった場合にも損切をずらしてしまいます。そのため、常に決めた損切ポイントは移動させてはいけません。
資金を増やすという攻めの姿勢より「資金を守り抜く!」という守りの姿勢を意識しましょう!

「資金を増やす」というのは「資金を守る」と同じことではあるものの、どちらで考えるかによってトレードに影響してしまいます。
資金を増やしたいという気持ちが優先的になってしまうと、トレードをする方向で考えてしまい、トレードをしないという選択ができなくなってしまいます。
しかし、資金を守ることを考えると、前のめりにならず、トレードをしない選択につなげることができ、結果的に資金が増えていくことになります。
FXトレードは感情を持ち込まず、淡々と行う!
FXトレードにおいて一番重要になってくるのがメンタルの問題です。
感情が出てしまうと上記に記述したことも守れなくなってしまいます。トレードに感情は必要ありません。常に淡々と行う必要があります。
トレードで重要なのは技術2割、メンタル8割であり、メンタルの克服は資金管理する上でも必須です。(今回はメンタルについての内容ではありませんので、省きます)
トレードは事前にすべて準備できます。(エントリーポイント、利益確定ポイント、損切ポイント、ポジションサイズ)
しかし、感情が入っているとエントリーポイントになっても見送ってしまったり、例え仕掛けたとしても、利益確定ポイントや損切ポイント前に怖くて切ってしまったりと、チャンスを見逃す結果になります。
また、損失を出してしまった時に取り戻したいという気持ちが強くなり、無駄にトレードしてさらに損失を出してしまうことにもなります。
そのため、トレードアイデアで事前にすべて準備しておき、準備したトレードを行い、それ以外は行わないというルールを淡々とこなすことで、資金を減らさないことにつなげていきましょう!
トレードをしないという選択を考える
FXトレードがしたいのに一体どういうこと!?と思うかもしれませんが、FXに限らず株式投資においても、トレードをする前提で考えがちになっる方が多すぎる印象です。
しかし、FXトレードにおいてポジションを持たない、トレードしないという選択をすることも資金管理にはとても重要なことです。
例えば、重要指標の発表のある日や主要国の祝日は、相場が動かなかったり急激に大きく動いたりして、ポジションを持つリスクが高まってしまいます。
また、週末についても連休に入るため、リスクが高まります。そのような時に敢えてトレードをしないと選択することで、リスク回避を行えます。
さいごに

FXの資金管理についてあなたの状況や価値観は今、どのような感じでしょうか?
また、このサイトを見てくれている方はFX自動売買ツールを使用して取引している方も多いと思います。
私自身も過去に60万円近く失った経験があります。その時は本当に悲しく、同時に悔しいという気持ちが沸き起こり参考サイトなどを読み漁り学習したものです。
学習してみると過去の自分は資金管理に対する考えが浅はかだったなと感じました。
今では「資金管理」を学んだことを生かしてお金に対する考え方も深くなり、色々なビジネスに応用していくことができています。
「資金を溶かしてしまった」という事実だけで、ただ嘆いているだけでは本当にもったいないですし、そこから多くを反省し、事実を振り返り、学びにつなげていけるように行動していける方は本当に成長していくと思います。