こんにちは!MARINOです。
今回はFX自動売買ツールを調査してみました。
その名もFX自動売買ツール「RED」です
・FXを始めたいが時間がない。
・FXを始めてみたものの、どうしたら稼げるかわからない。
・最近FX投資で負けが続いている。
こういった悩みを抱えている方にとって、自動売買システムはありがたいツールですね。
巷には実に様々な自動売買システムが出回っていますが、中にはトレーダーに悪影響を及ぼすようなあまりお勧めできないツールが存在するのも事実です。
果たして今回の案件はどうでしょうか?
私だったら「RED」はあまり利用したいとは思いませんでした。
なぜそう思ったのか、これからまとめつつ説明していきたいと思います!
目次
FX自動売買ツール「RED」の内容

オファーページの内容から今回の案件を要約すると
・2か月で20万が69万になった本物の自動売買ツール
・平均月利20%と、安定した収入が可能
・100名様限定で無料モニターを募集
大体こういったところです。
無料モニターに選ばれると
- 自動売買ツール
- マニュアル
- 動画マニュアル
この3点がプレゼントされるそうです。
まあ、当たり前といいますか…自動売買ツールを使用していただくなら最低限のマニュアルは無いと困りますもんね。
最近は結構PCに疎い方もFXに興味をもたれる方が多いので、動画マニュアルまで用意しているのは親切だなと感じました。
「平均月利20%」を証明する期間が短すぎる。
平均月利20%を謳う今回の案件ですが、証拠として掲載された資料が令和2年の2月~4月の短期間に渡ったものだけでした。
『安定した収益」を謳うのであれば、長期に渡った運用資料を提示してもらわなければ、イマイチ信用できませんよね。
こちらに関しては最低でも半年間の運用期間が欲しいところかなと感じました。
結構、リスク高めの狙った期間にがっつり利益をとっていくロジックのEAなんでしょうか。そうなるとFX中級者からの資金管理がしっかり理解できる方でないと平均月利20%は難しいですよね。
自動売買ツールについての詳細がない?
「2か月で20万を69万にしたツール!」と言われても、そのツールにどういった特色があるのか、もう少し具体的に説明してくれないと、利用する側としてはイマイチ引き付けられません。
今回の案件ですが、企画の核となる部分の説明に具体性がなく、企画全体の内容が不明瞭に感じます。
この不明瞭さは、あまり信用ならない怪しい案件に多く見受けられます。
「無料モニター」とのことですが、後々に何かありそうですね。それは別に良いのですが内容には注意していきたいところです。
メールアドレス登録、公式LINE登録をしてみました!

オファーページだけでは詳細が掴めないので、今回もメールアドレス登録、公式LINE登録をしてみることにしました。
まずメールアドレス登録をすると、公式LINE登録を行わないと参加できないとの説明書きがあったので、すぐにこちらも登録。
すると謎の人物から返信がありました!
謎の人物A「山本シュン」
不安な気持ちを押しのけて続きを読んでいくと、彼はどうやらこの企画のナビゲーターだそうです。
山本シュンさん曰く、今回の企画で紹介された自動売買ツールはある人物から提供されるとの事、すぐにそのある人物のLINEに友達申請するよう催促されました。
まさか謎の人物が2人も登場するとは!果たしてそのある人物とは!?
謎の人物B「飛鳥(あすか)」
今回自動売買ツールを提供してくれるのは「飛鳥」という人物で、彼のLINEに友達申請するよう勧められました。
一つの企画に謎の人物が2人も登場するこの異様な展開に少し動揺しながらも、とりあえず言われるがままに友達申請すると、飛鳥氏から返信が来ました。
内容を確認してみるおt,飛鳥氏は今回のコロナ騒動をひどく憂い、今回LINE登録をしてくれた方に神業級のFXをプレゼントするとの事でした。
・・・
えっ!
・・・
・・・これだけ!?
謎の人物が2人も登場するエキサイティングな展開に、不安ながらも少し期待していたのですが、いつも通りの薄っぺらい内容でした(苦笑)
結局、登録しただけではスグに今回の企画の詳細も何1つわかりません。期待した割にはあっけない終わりでした(泣)
REDの特定商取引法について
こういった案件を調査する際に私は必ず特商法に基づく表記に目を通します。
特商法に基づく表記を記載することは運営会社に課せられた法的義務であり、
- 代表者氏名
- 会社名
- 住所
- 電話番号
これらの内容を必ず表記するよう定められています。
FX自動売買ツールREDのオファーページには残念ながら特商法に基づく表記の記載がありませんでした。
会社の名前、住所は別枠で記載されていたのですが、この場合特商法に基づく表記として記載されておらず、これでは表記がないのと同じです。
つまり法律を遵守できていないということです。
法を守れない会社の企画など、安心して利用は難しいですね。
個人情報の取り扱いについて

今までに調査した怪しい案件のほぼ全てに個人情報の流出の危険性を私は感じました。
今回の案件にも、その危険性を感じさせる文章が記載されていました。
上の画像の下から2番目の文をご覧ください。
入力された個人情報を(株)ドリームスタイルのメールマガジンに登録すると記載されています。
今回の案件の運営会社は「サンラインズ合同会社」で、(株)ドリームスタイルではありません。
つまり、自社で管理する顧客情報を他社に提供する、ということです。第三者への個人情報提供を堂々と謳う会社を、どう信用すればよいのでしょうか?
運営会社「サンラインズ合同会社」について
サンラインズ合同会社について記載されている住所から
会社の所在地を確認してみました。こちらがその画像です。
いかがですか?
私の個人的な意見ですが、この建物の中に会社があるようには思えません。
ちなみにこちらの建物ですが「ケルビムハイツ」という名のマンションで、住居目的が強そうです。間取りも1LDK~2LDKで、会社で利用するにはあまり向かない感じがします。
断定はできませんが、もしこの中に会社が存在するとしても、個人的にはこの中にある会社にあまり良いイメージは持てません…。
まとめ
今回調査した「FX自動売買ツールRED」ですが、私はあまりお勧めできません。
理由は
・自動売買ツールの説明に具体性がない。
・実績資料が短期間のもので、安定性に不安がある。
・特商法に基づく表記の記載がない。
・個人情報が流出する危険性がある。
・会社の所在が定かでない。
以上の5点になります。
謎の人物が2人も登場し、少し戸惑う場面もありましたが、終わってみればいつも遭遇する怪しい案件と何ら変わりありませんでしたね。
形が違っても怪しい案件にはある一定の共通点があるな、と最近私は感じています。
それは
・特商法に基づく表記の内容の不備、若しくは記載がない。
・個人情報流出の危険性
この二つです。
色々な専門用語に惑わされそうになったら、とりあえずこの2点について調べてみると意外とあっさり白黒付くかもしれませんよ。